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2021

パープルカフェ特別編 映画「声なき叫び」上映会+アフタートーク

性暴力がいかに女性の心身を傷つけ、社会の無理解がいかに被害者を孤立させるのかを克明に描き、カナダで公開後、日本を含む世界的な性犯罪理解の契機をつくった名作「声なき叫び」を上映します。
上映後は、今日の日本の性暴力被害に対する理解の現状と、作品分析の観点からみた本作の重要性を語るアフタートークを行います。

上映作品:『声なき叫び』 (監督 アンヌ・ポワリエ/1978年/カナダ/96分)
あらすじ:看護師のスザンヌは夜勤を終えて帰宅する途中、見知らぬ男にトラックに連れ込まれて強姦される。被害を訴えると医者の検診があり、証拠写真を撮られ、更に刑事には微に入り細をうがって尋問された。加害者にされたようで、スザンヌは一層傷つく。このスザンヌの物語に、ニュースフィルムが挿入される。戦場での性暴力。また、法廷を模した場面では、父親に強姦された娘を始めさまざまな女性の訴えにより、闇に葬られる強姦を引きずりだそうと訴える。

協力:龍谷大学犯罪学研究センター


イベントの詳細
日時 11月27日 土曜日 14:00~16:30
※13:40分開場
講師
牧野雅子(龍谷大学犯罪学研究センター博士研究員)
京都大学非常勤講師。専門は社会学、ジェンダー研究。研究テーマは性暴力問題。
著書に『増補 刑事司法とジェンダー』(インパクト出版会、2013)『痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学』(エトセトラブックス、2019)がある。共著『わたしは黙らない 性暴力をなくす30の視点』(合同出版編集部編)が10月末発刊予定。


髙木駿一(映画監督)
1985年、兵庫県生まれ。2008年に大阪市の若手映画作家助成事業CO2の第4回助成作品として、初の長編劇映画『都会の夢』を監督。
同作はドイツのハンブルク日本映画祭などで上映後、大阪や東京で公開された。近作は2016年制作の劇映画『椿、母に会いに』。
高嶺剛監督の『変魚路』(2016年)には撮影・編集として参加。
専門学校の非常勤講師なども務めつつ、劇映画・個人映画の枠にとらわれない活動を続けている。
対象 15歳以上(「鑑賞上の注意点」をご確認の上ご参加ください)
定員 30名
受講料 無料

講座に参加される方のお子さまをお預かりします(無料 / 定員あり)

保育を希望される方は、講座お申込みの際、いっしょにお申込ください。料金等、詳しくはウィングス京都の保育をご覧ください。